腰痛の原因を 本の著者は色々書いているけれど どの本を読んでも 自分の感覚と照らし合わせてみて しっくりこなかった。
たとえば 椎間板ヘルニアの場合は「髄核が飛び出て 神経を刺激するから痛む」そして それが坐骨神経症の症状も引き起こす。
ぎっくり腰の場合は 筋膜や筋肉が損傷して痛みを引き起こす。
それはそうかもしれない。けど・・・もっと詳しく知りたい。
ぎっくり腰を発症して いちばんつらいのは ほんの少し動いただけで 激痛に襲われること。
でも その痛みを我慢しながら 起き上がったり 寝返りをうったりして 少し経つと痛みが少しは治まる。
これはいったいなぜなのか?
ようやく 自分がぼんやり感じていたことと近い説明に出会いました。
「腱引き療法入門」小口 昭宣著 BAB出版
P58
神経の命令伝達障害によって 筋肉が収縮しないうちに腰を伸ばしてしまうと 細く長いままの筋肉は たわんだ状態になります。その直後に 少し遅れて腰の筋肉は収縮 太く短くなるのですが そうすることで腱(筋)は完全に窪みから外れてしまうのです。
このように 腰の腱が本来の位置から外れた状態ですと 腰を伸ばそうとしたときに腱 あるいは筋肉が その両側にある神経節に押しつけられるような形になり 激痛が走ります。それ以上腰を伸ばすと危険だと脳が感知をし それを警告するために 痛みをおこしているのです。
~~~
だから 改善するには 外れた腱(筋)を元の位置に戻してあげればよい。
*******
腱引きというのは 古武術から発生しており 柔道整復のようなもの。武術の鍛錬のときに故障した体を もとに戻すために編み出され療法です。
私もわからないなりに腱引きをやってみますと とても調子よくなりました。
コメントをお書きください