日本フェルデンクライス協会10周年記念冊子が届きました。
全国で活躍している先輩方や 応援して下さっている各界の方たちの投稿で構成されています。
「知名度ゼロ」の地で 新聞広告 ポスティング お店置きのチラシなどの宣伝にも関わらず 参加者ゼロ・・・の経験談もあり ほろっとしました。
私も苦労していると思ったけど 多くの先輩も同じように苦労を重ねてこられたのです。
また 医療やスポーツ分野で とても期待されていることもわかり 嬉しいかぎりです。
南山大学教授のグラバア俊子氏が素敵な祝辞を寄せてくださっています。
1970年代に ニューヨークで実際にフェルデンクライス博士のワークショップを受けられた方です。
「・・・(略)私は人間の未来という観点から 教育において 三つの叡智(からだの叡智・こころの叡智・あたまの叡智)を育むことが重要だと提唱しています。そして三つの叡智を育むスタート地点は からだの叡智なのです。頭の叡智をスタート地点としてきた文明の在り方が 今私達に多くの危機をつきつけているように思うのです。
様々な困難を抱えた今、私たちがこれから育み発揮していかなくてはならないのは 一人ひとりのからだの叡智とこころの叡智 そしてそこから生まれるエネルギーだと考えています。
一人ひとりが今までに作り上げたからだや心の枠に気づき 枠から自由になり 自分の中に調和を作り出し 環境とも調和のとれた関係を作り出すこと。そこにまだ可能性が残されていると思うのです。フェルデンクライスメソッドは そうした第一歩として 大きな力があると考えています。・・・」
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