脊柱側湾症について モーシェが述べていることを 先輩プラクティショナーが訳してくれていますので ご紹介します。
10月から始まるコンパルホール講座に 側湾症を治したいと思っている方が参加されると聞いていますので ご参考になれば・・・
私自身も 軽い側湾があります。20代の初めにお医者さまから指摘されました。
自分のレントゲン写真を見て なんだか情けない気持ちになったことを覚えています。なんでこんなにひどいのに 親は気付いてくれなかったのだろうと変な恨みも持っていました。
フェルデンクライス法を学び始めるまでは 自分の姿勢が悪かったり 上半身を支えるのがだんだんくたびれてきて テーブルに頬杖をついたり 走るのがぎくしゃくしたり 他に色々体に故障が起こるのは側湾症のせいだとずっと思ってきました。
その真偽ははっきりしませんが 今では たとえ 側湾があったとしても随分楽に過ごすことができるようになりました。もちろんテーブルに肘をついたりせず しゃんと座れます。
側湾というのはただ背骨が横に曲がっているだけではなく ねじれながら曲がっているそうです。
そして その原因ははっきりしない。 本当に背骨がまっすぐの人は極めて珍しいそうです。
以下 訳された文ですが 途中省略もあります。
「脊柱側湾症とは 安定を回復する過程の中になる障害の結果である。脊柱側湾症の起きる理由は ある症例と別の症例とでは とても異なり得るし 通常この理由をさかのぼって突き止めることはできません。
実際のところ このことは問題になりません。する必要があることは 感覚と反応 試行錯誤の過程に新しい学習を可能にすることなのです。
従って私たちは背骨自体を矯正するのではなく 非対称になった原因をさかのぼって突き止めようとするのでもなく 再学習によって脊柱側湾を修正しているのです。
~中略~
もっと感じ取れるようになって 楽に行うことに もっと楽にアクセスすることで・・・中略・・・ますます小さな変化を感じられ ますます素早く反応できるようになるのです。
その結果として 背骨はすべての部分で正中線にもっと近づいていきます。つまり脊柱側湾が減るのです。」
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